パナソニックのモノづくりを支える解析評価ソリューションとは?

#4 ユーザビリティのご紹介

ユーザーの視点に立った人間中心設計で商品開発における課題を解決します
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ユーザビリティ サービス一覧

利用者の五感や気持ちを可視化して真意を汲み取ることにより、
生活者が本当に欲しいと思う製品開発をサポートします。

 ココロを科学する
 カラダを科学する
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ココロを科学する

感性・感情の評価

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満足度、熱中度の定量化によるイベント評価

アンケートでは捉えきれない、イベントや作業中に感じている感情の変化を、表情の変化として観測することで、その瞬時の満足度や熱中度を定量的に評価することができます。

<活用事例>
スポーツ観戦の満足度評価、子供の学習の集中度評価、表彰イベントでのやる気度評価

使い心地の評価

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握り心地の定量化による設計支援

指や手のひらにかかる圧力を計測し、どの部分に、どのくらい力がかかると握り心地が良いのかを分析します。
握り心地を追求することで、電気シェーバーのグリップ形状はストレートなものから、パナソニック独自のカーブを持つ形状へと進化しました。

<活用事例>
シェーバー、ドライヤー、電動歯ブラシ、デジタルカメラ など

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座り心地の定量化による便座形状設計支援

座った時の圧力を計測し、どのような状態であれば座り心地がよいと感じるのかを分析します。
便座の事例では、座り心地の悪い便座では特定の部分に圧力が集中していることを解明しました。この結果を活用して、より快適な便座設計に役立てています。

<活用事例>
便座の座り心地、介護用ベッドの寝心地、車いすの座り心地・乗り心地 など

音の印象評価

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音の印象の構造の明確化による印象設計

音に対する主観とイメージワードの関係を紐解き、様々な音の物理特性値との関係性を分析することにより、好ましい印象を与えるための音の特性と条件を導出します。
握り心地を追求することで、不快を感じず、心地の良い音で動作する機器の動作音を設計できます。

<活用事例>
シェーバー、ドライヤー、電動工具、掃除機 など

インタフェ-スの評価

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操作性、わかりやすさ定量化による設計妥当性証明

視線の動き(経路、停留時間など)や、操作時の行動、 その後のインタビューを組み合わせることで、わかりにくいと感じる原因を導き出し、適切な改善案をご提案いたします。

<活用事例>
ドアホンのタッチパネルのUI、携帯・スマホアプリのUI、 操作マニュアルのデザイン、洗濯機の操作ボタン配置 など

カラダを科学する

身体への負担評価

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負担の可視化・定量化による訴求ポイント明確化

筋電図解析、脳波解析、心拍解析、血流解析、皮膚温度解析、動作解析などを通じ、ユーザーの生理反応を明らかにし、身体への負担度を可視化・定量化します。

<活用事例>
トイレの立ち上がり負担の定量化、照明器具の取り付け負担の定量化 など

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シミュレーションによる負担の可視化・定量化

パナソニックが独自開発したデジタルヒューマン技術により、シミュレーション上で商品使用時の負担を定量化することができます。 老若男女、様々な体型でシミュレーションできるため、試作段階で想定ユーザーの誰もが使いやすい仕様を検討できます。

<活用事例>
キッチンの高さや棚の位置検討、マッサージチェアの肘置き高さ検討、商品の把持位置検討 など

ユニバーサルデザイン

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ユニバーサルデザインの達成度評価

高齢者、障がい者、主婦、子供など、多様なユーザの視点でユニバーサルデザインの達成度を評価・検証します。

評価方法としては、UDプライオリティマップとUD商品特徴マップを作成し、顧客ニーズの可視化と従来商品との比較を顧客ニーズの高いポイントでおこないます。
これらのマップにより、従来あいまいとされていた、製品のUDの達成レベルを体型的に評価します。

リラックス効果の評価

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客観指標によるリラックス効果の立証

心電図の変動スペクトルを使って、交感神経と副交感神経の活動度を分析することで、商品や空間のリラックス効果を評価します。
この方法を採用することで、官能評価アンケートなどの主観的な感覚に依存しない、客観的なデータに基づいたリラックス効果の評価が可能になります。

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次回は、バイオ解析についてより詳しくご紹介します。お楽しみに!